釣れば成る釣らねばならぬ何事も釣らぬは人の心なりけり。後編
~前回までのあらすじ~
仕事帰りに釣りにいくと決めたまちょは、店員にあやしまれつつもレンタカーを借りることに成功。
レンタカーを走らせ西伊豆の磯に到着。
しかしながら、キャストを続けるものの、生命の反応はなく、
沿岸に迫ったアカッシオから逃げるようにしてその場所を後にすることにした…。
さてマチャラティの運命は…。
続きです。
よくわからないままブチャラティとアバッキオを登場させたことに後悔しつつ書きます。
(このあとはきっと登場しません)
午前9:00
探せば、ほかの地磯ではチャンスがあるかもしれないですが、
仕事からブッ通しで釣りをしているために、
運転の集中力上、これ以上、南にいくこと(家から遠くなること)を断念し、
山へ登ることにしました。
午前10:00
狩野川上流域の湯ヶ島付近で入漁券を購入。
そうです、渓流です。
以前「
伊豆の踊り子」釣行記で、藻類とまちょ(あと撒き餌さんは運転手さんでしたっけ?)
がお世話になったあの場所です。
橋の上から川を見渡すと……。
鮎師さんの数に驚愕…。
ルアーマンの入る隙などありません。
あったとしても、ハイプレッシャーなので、繊細な渓流魚さん達は口を使ってはくれないでしょう。
とはいえ、投げないことには始まらないので、
鮎師さんがいないエリアで投げてみては……沈黙
とある確かな情報筋らしき人
「今の時期、ルアーでやっている人は少ないよ。まぁ、めっちゃ釣れるか、全く釣れないかどっちかやね」
マチャラティ:「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリーアリーベデルチ!」
どこかで聞いたことのあるセリフだと思いながら挨拶を交わしました…。
上流へ沢歩きすること、5km。
午後15:00頃 いよいよ放流区間を抜けたみたいです。
ここからは上流はえん堤により、川が分断されており、鮎師さんも全くいません。
(立派なハイダム(堤高15以上)砂防えん堤です、すでに満砂していますが…)
この上流域から釣りは始まりました。
日が暮れるまで、あまり時間はありませんが、
よさそうなところに探りを入れていきます。
すると、ビビッ!
子気味よい当たりが…。
まさかのアブラハヤ。
スプーンに喰ってくるんですね。
とりあえず、ノーフィッシュは免れました。
さらに上流を、誰も立ち入っていない場所を目指します。
川の淵でライズがありました。
とっさにそこをめがけてトレースすると…。
ビビッとアタリが…。
ようやく一本とりました!!
小さいですがアマゴさん15cm。
もう車から何キロ歩いたでしょうか。
念願の一本をとりました。
こうなりゃ、行けるとこまで上るか…。
あまり人が入っていない場所に足を踏み入れることで、
疲れよりも好奇心で、沢登りしていきます。
源流付近のえん堤に到着しました。歴史的な石積みのえん堤です。
えん堤の水叩きの部分で、ライズらしきものが…。
トレースして見ると、
ビビッ!
朱点のしっかりした、非常にきれいでプリプリしたアマゴちゃんです(20弱)。
次を獲りたかったのですが、フィールドが狭いので、警戒してかアタリは続きませんでした。
これ以上登ると遭難しかねないと思い、納竿。
フィールドを後にし、温泉に入り帰路につきました。
仕事も含めて48時間起きっぱなし…。
ようやりました…。
今回の釣りのとりまとめ
・伊豆の海は"居ずの海"
・釣ればいつか釣れる
・釣りに行かないのはダメだ。
やすっぽいですが、以上です。
今週末は管理釣り場に行く予定です。
ちゃんとUPします。
でわ
~another story 沢登りしすぎてしまったまちょ~
ま:「おそらく、車まで7~8kmはあるだろう…」
釣竿、ライジャケ、磯足袋でほの暗い小道を下っていると、
???:「○△×%/;#$!」
ま:「ありがとうございます。」
よく分かりませんでしたが、暗い小道を歩いていた不審者、もとい釣り人を心配して、
車のある場所まで、乗っけてくれましたとさ。
???さんご迷惑をおかけしました。助かりました、ありがとうございました。
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