福岡を中心に日本各地を釣り歩くつり部の釣果報告

フッキングもうまくいき、それほど強くはない引きながらも、何が掛ったのか
ドキドキしながらリールを巻いていたところ、魚影が見える前に痛恨のバラシ・・
しかしながら、魚がいることに嬉しくなり、勇んで続投しました。

それからしばし何事もないまま経過。
ふとずっと向うのルアーマンの様子を伺うと何やら魚を掛けている模様、
遠目に青物らしく見える魚が揚がっていました。

それからチラチラとその人の様子を見ていると、
何と投げる度に魚を掛けているではないですか！！

そのルアーマンの様子から判断するに投げているのはメタルジグ、
自分も真似して30グラムのメタルジグにルアーを交換しました。
数投してみるも反応が無いので、ジグを投げながら入れ食いを楽しんでいるその人の方へ
ジワジワと近付いて行きました。

・・・すると、その人から５０～６０メートルくらいの所に来た時でしょうか、
ルアー着水後、糸ふけをとった瞬間にガツン、という気持の良いアタリがありました。
そのままリールを巻くとゴツンゴツンという力強くも心地良い引きが伝わって来ます。
数度の突っ込みをかわし、無事砂浜にズリあげた魚体は40センチ程のスレンダーボディ。


その正体はサゴシでした。

それからは入れ食いも入れ食い、10投すれば10回喰ってくるほどの勢いが
暗くなるまで続きました。
しかもほぼ全てのアタリがルアー着水後、最初のシャクリ直後というタイミング！
6本獲ったところでキープをやめ、10本を超えたあたりから数がわからなくなりましたが、結局何本獲ったのだろう？


この時サーフにいたルアーマンは自分を含めわずか３名。
広大なサーフ上、たった３名の釣り人でのびのびとサゴシフィーバーを堪能するという、
非常に贅沢な体験をしました。

その日買った竿には最高の入魂式となりました。
（最初に逃がした、サゴシとは明らかに別物の引きをしていた魚の正体が気になりますが・・）

以上、調子に乗って長文失礼致しました。
これから秋が深まるにつれ、どんどん調子が上がる事を期待しています。